意外な物の意外な値段

まぢで！？

ドリンクは飲食店では一番利益がでるとこだね

ドリンク飲み放題は収支的に全然痛くない。
ただ、そういう評判に釣られてたちの悪い客が来ると回転率や客単価が下がってお店として割りに合わなくなるので、だからやらないだけ。

何気ない普段の生活の中にも悪い人除けはいっぱい隠されてる。

紅茶は産地（農園）と時期で値段が違う。ダージリンのオレンジペコーのセカンドフラッシュが一番人気で、有名農園の新物は50ｇで3500円くらいする。

平均的には農園モノで50ｇ2000円が相場。
オレンジペコーの場合で1杯あたり（150ｍｌ）3ｇのリーフが必要。この場合、1杯120円。ここまでは専門店じゃないと買えない。

ここからは近所のスーパーでも売ってる紅茶。農園のブレンドもの（メーカーテイスターブレンド）は100ｇで600〜1000円くらい。
リーフの紅茶としては最低ランク。リプトンのイエローラベルのティーバッグのやつは1杯7円で原価は1杯1円以下。

知ってる人もいると思うけど、
オレンジペコーは茶葉の種類のではなく、いろんな茶葉をブレンドした紅茶の総称のことだよ。

イギリス在住ですが、本当にそこらのスーパーに売ってる紅茶のティーバックにお湯ぶち込まれて１ポンド（２４０円）也。

紙コップ代のがたけぇな。

ウチは紅茶専門店ですが、新鮮で美味しいと納得したものしか仕入れていないので、原価１円なんてとんでもありません！

たしかに、スーパーなどで売っている紅茶は、「茶葉の質」や「管理の質」によっては大変お安くなるものもあるようですが、こだわりをもって提供している美味しい茶葉に1円はありえません。

全ての紅茶がそんなに安いと誤解されてしまっては、誇りをもって生産されている方々にも失礼なので一言いれさせていただきました。