イレッサ訴訟
(読売新聞平成16年11月2日)
副作用死が多発した「イレッサ」をめぐり、服用約一か月後に死亡した男性の遺族4人が、「アストラゼネカ」と国に計3300万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が1日、大阪地裁であった。男性の二男が「父は、がんが治ると信じて飲んだ薬で命を奪われた。なぜ、会社は副作用を知りながら販売し、厚生労働省は厳格に審査しなかったのか」と訴えた。
弁護側も「イレッサは、販売後3か月間で57人もの死者を出した最悪の薬害」と強調した。
同社は、答弁書で「重大な副作用は文書で注意喚起しており、説明は医師の責務」とし、国も「法令に基づいて適正に審査した」などと反論、それぞれの請求に却下を求めた。
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立岩清美の心として、悲しい現実だ。詳しくは、URL
http://www9.ocn.ne.jp/~sugina/
で、述べます。